



こんにゃくもいろいろな種類がありますが、在来種という最高の和玉(わだま)にこだわり栽培しています。
現在生産者の少ない品種ですが、ねばりが出てシャキシャキ感が強いこんにゃくになります。

こんにゃく芋は、矢祭町にあるこんにゃく加工所にて粉にします。

芋をチップ状にスライスし乾燥させ荒粉にします。
それをついて粉にしていきます。
たくさんの杵とうすが整然とつながった機械は、まるで製紙工場を感じさせられます。

自家栽培の粉と福島県産の粉と海藻をまぜて、いざこんにゃく作り!

水とカルシウムを混ぜて1時間ほど寝かせ粘りを出します。混ぜ合わせる分量は、板こんにゃく、糸こんにゃく、玉こんにゃくで変わります。

檜の木型にこんにゃくのたねを流し込みます。
ここはスピードが求められ、あっという間の作業。
こうして板こんにゃくのもとが作られ、大・小の大きさに切り分けます。
一つ一つの工程を心を込めて仕上げます。 昔ながらの製法なので時間はかかりますが、丁寧に作っています。

糸こんにゃくは、こんにゃくのたねをシャワーのような器具の中を通して水槽に流し、一晩寝かせて手巻きで計量。

水槽に入れてボイルします。種類によって温度も変えます。翌日清水で冷やしておいしいこんにゃくのできあがりです。
